Kingston – “HyperX Cloud Ⅱ” Pro Gaming Headset

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Kingston – “HyperX Cloud ” Pro Gaming Headset


PCメモリーやSSDなどで有名な『Kingston』様からサンプルとして同社の「HyperX」シリーズのヘッドセット“Cloud Ⅱ”を送って頂きました。

私はPCをよく自作しているのでSSDやメモリーなどでいくつか『Kingston』製品を使用しています。┃━┏┃モアイのロゴが独特ですね…最近はゲーミングデバイスにも力を入れているようで今回紹介する“Cloud Ⅱ”の前作“Cloud”は北欧のデバイスメーカー『Qpad』との共同制作ということで気になっていたのですが製品的には『Qpad』“QH-90”と言うアナログ接続ヘッドセットと言うことだったので購入はしませんでした…実は“QH-90”はすでに所持していましたので…しかし今回登場した“Cloud Ⅱ”では『Qpad』製ヘッドセットでは搭載されていない機能として「USB接続」「USBサウンドカード」「マイクノイズキャンセラー」「エコーキャンセル」「Hi-Fiドライバー」などが搭載されています。個人的にサウンド関係の知識が素人なので専門的なレビューは出来ませんが直感的に思いついた事など書いていこうかと思います。

製品情報についてはHyperX公式サイトおよび国内代理店『株式会社マイルストーン』様のサイトを参照願います。

  • “HyperX Cloud Ⅱ” Pro Gaming Headset(Pink)

http://www.hyperxgaming.com/jp/cloud/hscp

http://www.milestone-net.co.jp/product/hyperx/gaming_device/HyperX_Cloud_II.html


 

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今回提供して頂いたのはピンクですが、他にもガンメタル、レッドのカラーラインアップが有ります。ピンク版のみヘッドセット全体がホワイトカラー仕上げになっているのでどちらかと言うと女性プレイヤー向けのような気もします。

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パッケージは『Qpad』製品と同じ仕様のようで外箱と内箱に分かれています。パッケージ裏面に多言語で簡易な解説文が記載されています。『Qpad』の文字は見当たりませんが「Designed in Sweden」との記載もあるので恐らく今回の製品でも共同開発という事なのでしょうね。

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ピンク版だから内箱もピンク!

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分厚いパッケージです。

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Welcome to the HyperX Team!…
HyperX General ManagerのAnders “G8v1king” Willumsenさんのサインが有ります。

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クイックスタートガイドです、多言語でイラスト入りです。PCの他にPS4やXbox Oneでも接続できるようですが、残念ながら私はどちらの機器も所持していませんのでPCでのレビューになります。Mobile機器でも使用できるようなのでiPhoneやiPodにも接続できますね。

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柔らかいスポンジ製の台座に固定されてます。折りたたみ機能は無いけど見た感じコンパクトに見えます。

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ピンクカラーは1部分だけで殆どホワイトですね。ケーブルもUSBコントロールボックスもホワイト。

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左右のイヤーパッドが密着してるのでかなりきつめの装着感が有るように思えますが実際に装着するとそれほど強い圧迫感は有りません。イヤーカップのロゴ部分を覆うように保護テープが貼り付いてます。

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イヤーカップの表面はサラサラしたラバーコーティング処理なのかな?カップアームはアルミ素材?金属製でピンクのメッキ処理でしょうか?

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ケーブルはしっかり固定されていて接続部も保護されています。その上に楕円形のキャップが有りますが、これはマイクブームの接続箇所です。ヘッドフォンとして使用する時にはめておくといいかもしれません、でも小さいので無くしちゃいそうですね。

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マイクを取り付けてみました。マイクブームは柔らかくて自由自在に動かせます。

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2ピンのアダプターのようなものが有りますがこれは航空機内で使うようです。(当分飛行機に乗る予定もないので使うことは無さそうです)

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装着してみました。端子部分はすべて金メッキ処理です。

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ケーブルはメッシュタイプです。多少巻き癖がありますが柔らかい素材なのでほぐせば真っ直ぐになりそうです。経年使用で汚れが付着しそうですね。

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試しにiPodに接続してみました。サウンドカードを経由させないのでナチュラルな感じに聞こえました。まぁこの組み合わせで使うことは無いと思いますが…

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HyperX Virtual Surround 7.1”を搭載したサウンドカードです。ボリュームとマイクボリューム、サラウンド有効化ボタンにミュート機能も装備されています。

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操作に関しては視覚的に迷うことは無さそうですね。

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通電時にLEDで発光します、Virtual Surround 7.1有効時には中央部のロゴが発光します。Virtual Surround 7.1のオン/オフは中央部のボタン操作で簡単に切り替えることができます。この手のバーチャルサラウンド系のヘッドセットでは別途ソフトウェアなどをインストールして設定するような機種も有りますが“Cloud Ⅱ”はパッケージから取り出してUSBポートに繋ぐだけで即使用できます。

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側面にはミュートスイッチが有ります。ミュートにしたいときは上方向にスライドさせます。レビューのためにSkypeを使用して通話してみましたが通話してくれた相手側にミュート時の確認をしてもらいましたが「特にノイズや音漏れは無かった」とのことです。裏側にはネクタイピンのようなものが有ります、これは服などに挟んで使うようです。私はキーボードのケーブルに挟んで手元で操作できるように試してみましたが問題なく操作できました。

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イヤーカップのクッションは2種類用意されています。取り外すのは簡単ですがはめ込むのは少し手間がかかります。画像で解ると思いますが細い溝にはめ込むのが難儀でした。

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解りにくい画像ですが左が皮製で右が布系?です、デフォルトでは皮製のものが装着されています。正式な名称を調べたら左がレザーレットカッ­プで右がベロアカップと呼ぶようです。この部位は経年使用で破損、劣化しやすいので別途発売して欲しいですね。

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上がレザーレットカッ­プですがこちらは密閉性が高いかな?下はベロアカップでクッション性はこちらの方が良さげです。それぞれ装着してみましたがレザーレットカッ­プの方が多少遮音性があるようです。

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スピーカー部です、専門用語は詳しくないのですが「Hi-Fi53mmドライバー」搭載とあるのでよくある40mmドライバーより大型のようです。バーチャル7.1チャンネルと言うことなのでスピーカーが沢山付いてるわけではありませんね。「バーチャルサウンドってなんだ?」と言われると私の知識では専門的なことは答えられませんが…耳に届く音声を時間差で加工するような技術と言ったところでしょうか?

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角度を変えて全体像を見ていきます。これは左側です、マイクは左側に付いてる製品が多いような気がします。この画像でも解るようにマイクブームの接続部がしっかりしてますね。

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右側から…個人的にはヘッドセット本体にミュートやボリュームコントロールが装備されてるものが好みなのですが“Cloud Ⅱ”ではそれらの操作はすべてケーブル側に装備されていて本体には何も付いてません。

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カップアーム(ヘッドセット各部位の正式な名称が解らなかったので調べました)はアルミ製?そこそこ厚みもあり剛性感は十分、その分重量は加算されちゃうけどどね。

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アーム部は内側に8箇所の窪みがあり(ヘッドバンド内に隠れて見えない窪みもあります)この窪みにあわせて8段階で調節できます。個人的にはもう少し調整幅を増やして欲しいかな…

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調節は簡単ですが少し緩めな気もします、ヘッドバンド部を不意に押さえたりすると動いてしまうかもしれません。ヘッドバンド部との接続は大き目のネジでしっかり固定されているので耐久力がありそうです。

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この画像で解ると思いますがカップアームの可動域は2方向のみで可動域はやや少なめ、ただヘッドバンドがかなり柔らかい素材なのでヘッドバンドとカップアームの可動域を合わせれば自由度は高めと言えそうです。

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イヤーカップとの接続部が頼りなげに見えますが硬めのプラ素材を使用しておりネジ止めも有るので問題は無いと思います。

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ヘッドバンドの表面は皮製でピンクカラーの糸で裁縫処理?しっかりした糸のようですが耐久性は疑問です、何かにぶつけたり引っ掛けたりしてほつれてしまうような気もするのですが…クッションは少し薄い感じですが頭頂部への圧迫感などはあまり感じませんでした。

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HyperXのロゴが刺繍となっています。

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アップ画像です。

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ヘッドバンド内部には低反発素材のようなものが封入されているような感じです。外側にはもしかしたら補強財で金属かプラ素材の芯のような物があるのかもしれません。可動域は広めですがあまり広げすぎると破損するかも知れませんね。

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マイク保護?このスポンジ素材は『Qpad』“QH-90”や前作の“Cloud”に比べて少し小さくなってるようです。

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中はこんな感じです。

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マイクブームの自由度は高めですね。曲げてもピタリと固定されます。時間経過で動いてしまうことも有りません。

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個人的にUSBヘッドセットとして愛用していた“Mad Catz Cyborg F.R.E.Q. 5”と並べてみました。この両者かなり対極的な雰囲気が有ります、音声機器としての性能比はうまく説明できませんが造詣的に面白い比較が出来ると思います

  1. F.R.E.Q. 5は全体がプラ素材でかなり硬質なイメージです、対して“Cloud Ⅱ”はパーツ接続部とイヤーカップ部を除けば軟質なイメージ
  2. “Cloud Ⅱ”はケーブルにボリュームコントローラーを装備していて本体側には操作するものは皆無です。F.R.E.Q. 5はケーブルには操作域は皆無で、すべての操作を本体側で行います。
  3. イヤーカップ部の可動域がF.R.E.Q. 5は横方向に広く“Cloud Ⅱ”は縦方向に広い。

探せばまだ相違点などあるかもしれませんが今の時点で気が付いた点など上げてみました。共通点もいくつか有ります、例えば両者ともにドライバー・ソフトウェアのインストールを必要としないとか取り外し可能なマイクなどです…

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クッション性は互角でしょうか?ただF.R.E.Q. 5はイヤーカップが変形タイプでサイズも小型なので人によっては圧迫感など感じるかもしれません。対して“Cloud Ⅱ”は大きめな楕円形なので万人向けと言えそうです。

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イヤーカップの違いが解りますね。金属製のアーム部は“Cloud Ⅱ”がアルミ素材?F.R.E.Q. 5はスチール素材?剛性的にはF.R.E.Q. 5が上でしょうか。

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デフォルトでは左右のイヤーカップ同士がくっついてるので締め付けが強く思われそうですが画像のように広げても反発力は弱めです。長時間の使用でも個人差は有ると思いますがそれほど懸念材料にはならないと思います。

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パッケージの形状・サイズは“QH-90”と同様のようです。

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携帯用のポーチです。材質的には“QH-90”と同じようですが“Cloud Ⅱ”用のポーチには手前側にマジックバンドが付いたポケットが追加されています。アダプターなどを入れておくのが良いかも知れません。

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ケーブルも余裕で収納できますね。


 

音声に関して…

音声機器に関しての知識はあまり無いので専門的なことは書けないのですが…アナログ接続のヘッドセットに対してUSB接続のヘッドセットはPCで発生するノイズを拾うことが少ないしボリュームコントロール操作時のノイズなども殆ど無いように思えます。“QH-90”はアナログ接続でしたが上記のような問題は皆無でしたのでその系譜と思ってしまうかもしれない“Cloud Ⅱ”ですが筐体が同じと言うことを除けばまったくの別物と言えそうです。

HyperX Virtual Surround 7.1”

「 バーチャル・サラウンド」で解るようにスピーカーが7つあるわけではないです。仮想的に耳に届く音声を時間差で調整して臨場感を作り出しているという感じですね。この機能はケーブル途中に付いているボリュームコントローラーでいつでもオン・オフできます、ただ接続するPCに高価なサウンドカードなど搭載している場合にはより詳細な設定が可能なサウンドカードの臨場感には敵わない気もします…

今回は1週間ほどSteamゲームの「Left4 Dead2」でSkype通話をしながらの感想になります。あまりごちゃごちゃ書くのもアレなので簡潔にしておきます。

使用したPCはWindows7 64bit、サウンドカード搭載でオンボードサウンドは使用していません。ケースファンが10個も付いていてノイズの干渉がありそうなPCです。アナログ接続のヘッドセットでPC前面の音声端子を使用すると、とてつもないノイズが発生します。

  • PC前面の音声端子に“Cloud Ⅱ”を接続した場合多少のノイズがありましたがゲームプレイ中やSkype通話のみでは殆ど気にならない、PC裏面のUSBポートなら問題なし、ノイズも有りません。
  • Skype通話ではクリアな音声でHyperX Virtual Surround 7.1”をオンにしてもそれほど違和感はありませんでした。ゲームプレイ中でも通話は明瞭でゲーム音声とは別の音域?と言う感じで通話メンバーとの意思疎通は快適でした。
  • プレイするゲームが7.1チャンネルなどに対応しているか否かで変わってくるとも思うのですがHyperX Virtual Surround 7.1”をオンにした場合中音域から高音域がかなり増幅されるような気がします、低音域はそれほど変化してるようには思えませんでした。
  • 暗闇の部屋に立てこもるシーンでは足音だけで敵の位置が容易に判別できました。

その他…

イヤーカップのクッションですがレザーレットカッ­プを使用した場合は遮音性が高くなるようです、音声に対しての遮音効果はそれほど感じませんが外界の生活音やPCのファンの回転音などはほぼカットされました、対してベロアカップ装着時には外界の音がナチュラルに聞こえてきました。

ボリュームコントロールに関してはミュート操作が多少操作感が悪い程度でおおむね良好です、私はキーボードのケーブルに装着して操作するので視認しながら操作できるので誤操作は皆無です。服などに装着する場合は慣れが必要かも知れませんがプレイ中に頻繁に操作することも無いでしょうね。

マイク性能も高価でマイク単独のデバイスを使用したことも無いので比較は難しいのですがこの価格帯のヘッドセットの中ではかなり上質ではないでしょうか…検証時に複数人とのゲームプレイ中でも意思疎通はまったく問題無しでした。(低価格帯のヘッドセット使用時にはよく通話相手に声が聞こえないだの、ノイズがあるだのよく文句を言われました)

 


 

まとめ

  • 同価格帯のヘッドセットと比較するとワンランク上の製品だと感じました。
  • PC以外のゲーム機器にも接続できるため、汎用性が高い。
  • 美しい外観と優しい装着感(圧迫感が少ない)
  • 豪華なパッケージ(個人的に重要)
  • HyperX Virtual Surround 7.1”の臨場感と効果(個人的には中、高音域がブーストしすぎ?で激しい銃撃戦の中では煩すぎると感じることもあります)

Kingston – “HyperX Cloud Ⅱ” Pro Gaming Headset」への2件のフィードバック

  1. 凄く詳細なレビューお疲れ様です。私はヘッドセットNoobなのでとても参考になります。
    sivaさんの桁違いに豊富なヘッドセット使用経験があってこその記事ですね。。。

    私もHyperXブランドといえばすぐ思い浮かぶのはヘッドセットとSSDです。
    HyperXのヘッドセットはリーズナブルな価格でありながら
    品質、デザイン、性能のバランスが取れているからか世界中で定番化している印象です。

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    • コメントありがとうございます。
      サウンド関係は専門的な知識もないので当初レビュー依頼を引き受けるか迷ったのですが…
      「直感的なレビューでもよい」とのことで記事にしました。
      Qpad QH-90の素晴らしさに衝撃を受けたこともあって、
      Qpadとの共同開発の製品なら悪いわけがないと思っていましたが
      品質、デザイン、性能とも満足できる製品です。

      実はまだ記事化していないレア物ヘッドセットがいくつかあるのでいつか紹介したいと思っております。

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