Razer大陸限定キーボードのAurantiaですがその中でもレアなLenovoとのコラボ品、憶測ですがLenovo製PCとかのバンドル品のような気がします、正規のAurantiaは他のRazer製品と同じ黒地にグリーンのパッケージなんですがこの Aurantiaはバルク品みたいなパッケージです。
雰囲気的にLycosaに似たようなパームレストが付いてます、メンブレン方式でLEDの発光はなく印字もシールタイプです、価格的にもLycosaの半分くらいですね。この他にもBlack Widowをメンブレンにした物も存在します、こちらもお手頃でマウスとのバンドル品なので次回発注する予定です。
製品名的な記載はこれだけです、マニュアルも保証書もありません。
下のパッケージはRazer Tarantulaです、やはりRazerは黒地にグリーンじゃないとね…
バルク品でもきちんと梱包されてます、取り外しできるパームレストも丁寧に保護テープでくるまれてその上から更に硬めの紙で包んでありました。
こんな感じです、一応専用のソフトウエアも存在しますがRazer大陸サイトからダウンロードできますが置いてある場所は解りにくいかもね。
Lycosaと同じようなラバーコーティング処理です、オリジナルの AurantiaはRazerのロゴのみですがこちらはLenovoのロゴも入っています。
表面の仕上がりはそこそこ美しいけど裏側は工作精度が粗目ですね、キーボードの方もよく見るとチープな部分が目立ちます。
USBプラグにもロゴが入ってます、ケーブルはビニールタイプです。
ちょっと不具合がありました、「NumLock」のLEDが点灯しないので分解してみましたがハンダの付け方がかなり雑でしたね、今回は直しませんでしたが「NumLock」機能は正常で点灯しないだけですので暇を見て直す予定です。ケーブル接続部もかなり不安です。
LEDはオレンジ系で眩しすぎます、大陸のデバイス系掲示板でも「これ眩しすぎ!」と評判が悪いようです。
諸元等の記載が見つからなかったのですが…サイズ的にフルキーボードで重量は軽めで1kg以下です、片手で簡単に持てちゃうかんじかなぁ、でもフレームの剛性はそこそこ良いかな。あとで画像を載せるけどよくあるメンブレンの軸受けが正方形なのに対してこの Aurantiaの軸受けは特殊な形状で互換性は皆無だけど丈夫そうな気がします、タイプ感はよくあるメンブレンタイプなんだけどね。
一応ステップスカルプチャー風になってます、個人的にはLycosaよりは操作感が良いかな。あちらはパンタグラフみたいに薄いから底打ち感がないからねぇ、まぁパンタグラフ式も好きなんだけど…
キーキャップには粗目の梨地処理が付いてます、オレンジの印字と相まってちょっと重厚感があります、
余計なキーは無いけど「ゲームモード」と言うキーがあります、これはよくある「wINキー」無効化なんだけどね。エンターキーが逆L字になってます。
マニュアルがないので何の機能か解らないのが「NumLock」キーのマウスマーク、色々いじったけど何の機能か解らない…
このシールタイプの印字はシルク印刷でいいのかな?どうせならレーザー印字にして欲しかった。
前にも書きましたがメンブレンの軸部分です、受け側が面白い形状ですね。
こちらはキーキャップです、バリも無く梨地処理もまんべなく施されてます。
プラ地そのままのようなので経年使用で梨地はテカるかもしれない。でも下手な塗装処理よりこっちの方がいいかもね、Razerの塗装処理はあまり上質じゃないからねぇ。
パームレストの装着ですが、ちょこんとはめ込むだけです、パームレストはペラペラなので扱いが悪いと折れちゃうかもね。
パームレストを装着すればRazerっぽい雰囲気が強まりますww
ただ筺体側はプラ地の梨地処理でパームレストはラバーコーティングなのでなんとなく統一感がないね…
PROS
- Razer製品としては格安
- 見た感じ重厚感のある表面処理
- わりと打鍵感が向上する取り外し可能なパームレスト
- 剛性のありそうなキー軸受け構造
CONS
- 細かく見るとチープなところもある(まぁ価格からすればチープと言うのも酷かな)
- マニュアル、保証書が無い
- 入手性が悪い